
皆様こんにちは。
“元プロがアナタの夢をサポート!”をキャッチフレーズに住宅検討コンシェルジュをしております植田です。
本日ご紹介するのは
北道路の土地のメリットについて
です。
土地をご検討中で“南道路の土地”を頑なに探しているかたも少なくないのではないでしょうか。
理由は日当たりですよね?
最も日当たりが良いとされているのは南側。そちら側が道路ならば建物はほぼ確実に建ちませんから日当たりが確保されます。
日差しがサンサンと入るリビング、、、素晴らしいですね。
けれど需要があると見込まれる土地は得てして高額です。
そんなジレンマから迷われているかた向けに、本日は敬遠されがちな北側道路の土地の魅力をご説明致します。
北道路のメリット1:割安なケースが多い
上位のように分かりやすいメリットが多い南道路と比べると需要が高いとは言えません。
だからこそ割安な価格で購入出来るケースが多くあります。
北道路のメリット2:プライベートガーデンができる
これをご説明するには先に、南道路のデメリットをご紹介します。
南道路の土地の場合、お庭の取り方は上の図のようにするのがオーソドックスだと思います。
建物を北側ギリギリに寄せて極力南側を空ける取り方です。
このようにすると確かに日当たりが良いLDKを設けることが出来るのですが、それは道路に面しています。
つまり通行人の視線を考慮する必要があるわけです。
通行人の視線が気になって昼間からカーテンを閉めるようでは本末転倒ですし、洗濯物も丸見えになりがち。
もちろん外構でカバーすることは可能ですが、それもお金がかかってしまいます。
一方北道路の場合はどうでしょうか。
道路面は北ですので大きな窓を設ける必要性はありませんので、視線を気にする必要はありません。
南側隣地の建物も恐らく北側に寄せて建物を建てるでしょうから、視線を感じるような大きな窓を作ることは考えにくい。つまりプライベートガーデンができるわけです。
お昼にリビングで寛ぐ際にも窓を開けて視線を気にすることなくプライベート空間に浸ることが出来ます。
北道路のメリット3:間取りも取りやすいケースが多い。
間取り計画を組む際に、南側にリビングや和室などの日当たりが必要なお部屋を配置しますよね。
けれど南道路の場合、どうしても玄関を配置したくなります。
無理矢理東や西にアプローチを延ばしても成立はしますが、よほど東西に幅広い土地でないと難しい。
オーソドックスな形の例を下に記載します。
貴重な南側が玄関に取られてしまっていますよね。
明るい玄関という意味では良いかもしれませんが、少し勿体ない気もしてしまいます。
一方北道路の土地は下図のようになります。
日当たりが必要ないサニタリーや玄関、階段を北側にまとめ、LDKや和室を南側に配置しました。
先ほどの間取りでは取れていなかった和室を南側に配置することに成功しております。
いかがでしょうか。
北道路の土地も意外と悪くないですよね?
上記2つの例は形や広さも違いますし、玄関やホールの大きさも異なっている為、少々強引な説明になっていますが、デメリットだけではない、ということをご理解頂ければ幸いです。
あ、もちろん日当たり確保の観点のみですと南道路の方が優秀なのは間違いありませんよ!日当たりを重視する場合は南道路を探してくださいませ。
それではまた。
この記事へのコメントはありません。