[家づくりStep2] 住宅メーカーを絞る方法

shoki16

皆様こんにちは。

“元プロがアナタの夢をサポート!”をキャッチフレーズに住宅検討コンシェルジュをしております植田です。

本日は

住宅メーカーを絞る効率的な方法について

をご紹介致します。

前回の記事にて展示場で見るべきポイントについてお伝え致しました。この時点で候補を5つくらいに絞って頂きたいところです。以下のポイントを全てクリアしているメーカーを選ぶと5つ以下になることが多いのではないでしょうか。

  • 予算内に建てられそうか
  • 性能値は納得できるレベルなのか
  • このメーカーで建てたい、と思えたか
  • 営業マンとは馬が合いそうか

上記4つのポイントをクリアした会社が5つ以上ある場合は仕方ありませんが、下調べと展示場来場である程度のフィルタリングはしておいた方が良いかと思います。(その後の検討が大変なので。。)

今回紹介する検討で5つから2〜3つに絞り込みましょう!実際にプランニングや見積もりを依頼する会社はその2〜3社にしておく方がストレスなく検討が進むと思います。

展示場の見るべきポイントについては以下のリンクから★

[家づくりStep1] 住宅展示場で見るべきポイントについて

展示場を見ているだけじゃ分からないことがたくさん

展示場を見学する目的のおさらいです。

  • メーカー毎の雰囲気を知る。
  • 営業マンとの相性を図る。
  • 客観的に比較する為のデータを収集する。
  • 価格帯を知る。

これらだけでは当然決めきれませんよね。

次のステップはプランニングと見積もり依頼でしょうか。

間違ってはいませんが、5社に見積もり依頼をしていたら検討に時間がかかりますし、労力が膨大。1社当たり少なくとも3回は会わなければいけません。(プランニングのご要望を伝える打ち合わせ、ファーストプラン提出の打ち合わせ、セカンドプラン提出及びお見積もり提出の打ち合わせ)

つまり5社だとすると15回。1回の打ち合わせで2時間は使わざるを得ない為、合計30時間も費やさなければいけません。

あとは4社も断りをいれるのは大変ではありませんか?

なので間取りとは違う観点でフィルタリングしましょう。

入居者見学会に参加する

多くの会社が開催している入居者見学会。これに参加して2〜3社に絞りましょう。

実際の入居者宅を訪問する理由はいくつかあります。

リアルな声が聞ける

住宅には住んでみなければ分からないことがたくさんあります。住み心地は勿論ですが、アフターサービスの丁寧さなんかも聞くことが可能です。

建築後のアフターサービスに問題がないことは絶対に必要なファクターですよね。営業マンは「ウチは手厚いです」と言うに決まっていますよね。

オーナーにしか分からない“ホントのところ”をたくさん聞いて検討材料に加えましょう。

オススメの質問を記します。

  • 何が決め手だったのですか?
  • どこと迷いましたか?
  • 建てて後悔したことを強いて言うならどんなことですか?

これらの質問で、住宅検討の先輩がどういうルートで検討し、何故そのメーカーで決めたのかを聞けばご自分と重ねやすいのではないでしょうか。

現実的な間取りが見れる

住宅展示場は100坪近い大豪邸であることが殆ど。「その広さなら素敵に見えたけど、リアルなサイズにしたらあまり。。。」なんて事も十分考えられます。

そこで自分が検討している坪数に近い家を紹介してもらい、生活を具体的に想像してください。

経年劣化の具合を確認できる

入居宅を案内してもらう時には“築10年以上”のお宅も一緒に案内してもらうようにお願いしましょう。

外壁の汚れ具合はメーカーの外壁材によって異なります。

「ウチは30年塗り替えしなくても大丈夫!」とは言うものの、汚れが目立つのはイヤですよね。

自浄作用があり外壁に汚れがつかない外壁材なんかもたくさんありますので、経年劣化の具合をしっかりと確認することは大切です。

ご入居案内のテクニック

オーナーのお宅へ訪問する際、一通り見学が済んだら営業マンには外へ出てもらうことをオススメします。

オーナーさんも営業マンの前ではネガティブな事は言いにくいもの。営業マンほどではありませんが、オーナーさんも基本的にはポジティブなことが多くなります。

「ちょっとオーナーさんと話がしたいのですが、外で待っててもらっても良いですか?」

と営業マンに言えば理解してくれる筈です。

工場見学会へ参加する。

入居宅見学ツアーと比べると少ないかもしれませんが、工場の見学をさせてくれるメーカーも多くあります。

住宅メーカーでは工場でつくる工程の方が多い事が現状です。建築現場を見る事も大切ですが、工場を見ておく事も大切です。

1日がかりになってしまうことが多いのですが、そのメーカーについての理解が深まるので検討しやすくなりますよ。

 

本命のメーカーならば両方、検討段階ならどちらか一方を見ておいてください。打ち合わせよりも時間を使ってしまうかもしれませんが、1回で済みますよね。

プランニングの依頼をしてしまうと3回も付き合わなければいけないのを考えると、かなりの時間短縮です。

オススメする理由

間取りや見積もりの打ち合わせは紙面上の打ち合わせに過ぎません。

そうすると広さや価格を凝視してしまい、感覚的な検討が出来なくなってしまいます。

そうなる前に“気に入ったメーカー”を絞ることが今回の検討の目的です。

“まぁまぁ気に入っているメーカー5社”の中で5種類の見積もりを比較するよりも“実物を見て建てたいと思ったメーカー2〜3社”から見積もりを比較するのでは効率も納得度も異なると私は思います。

もしかしたら「入居宅を見に行くのが面倒」と思うようなメーカーならば検討から外した方が良いのかもしれませんね。

[家づくりStep1] 住宅展示場で見るべきポイントについて

[家づくりStep3] 間取り作成の依頼での注意点

それではまた。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。