[家づくりStep1] 住宅展示場で見るべきポイントについて

shoki14

皆様こんにちは。

“元プロがアナタの夢をサポート!”をキャッチフレーズに住宅検討コンシェルジュをしております植田です。

本日は

住宅展示場で見るべきポイント

についてご紹介致します。

展示場そのものをじっくり見ても無意味かも

住宅営業をやっている頃、間取りをじっくりと検討していらっしゃるお客様が多くいらっしゃいました。

「部屋数が1つ足りない」や「収納が多くて良い」等です。

展示場見学の目的として“間取りの例として参考にしたい”ということであれば正解だと思います。家事動線やお部屋の配置をご参考に「こういう家にしたい」と計画を具体化することも良いと思います。

しかしながら住宅展示場は100坪近くもあるような豪邸です。そこまで大きな家を検討しているかたは多くないはず。

また、ショウルームとして生活感のない住宅になっているので、現実的な“住む家”としては使い勝手が悪いことが多く、工法の説明をするスペースや事務所など必要のない空間もあります。

間取りを凝視してもあまり有意義な検討にはならないと私は思います。

収納はどのメーカーでも付けられる

収納が自由に設置できないメーカーはありません。

その展示場の収納計画が素晴らしい場合、“1つの例”として参考になさってください。同じことはどのメーカーでも可能です。

玄関の土間収納の取りやすさや地下収納、ミサワホームの蔵、屋根裏収納などはメーカーによって特徴があるかもしれませんので、チェックするのは構造に関わる部分の得意加減で十分だと思います。

素敵なキッチンもどのメーカーでも付けられます

例えば凄く好みに合った“理想のキッチン”があったとします。そのイメージが先行してしまい、そのメーカーが“理想の家”とは勘違いしないようになさってください。

キッチンがそのメーカーでしか設置できないものであれば話は別ですが、そのようなケースを聞いたことがありません。

キッチンメーカーから取り寄せているので、どのメーカーでも設置可能です。

好みのインテリアもどこでも出来る

好みに完全にマッチした素敵なリビングを見た場合、そのメーカーの印象が良くなるのではないでしょうか。

多くの場合、それは家ではなくインテリアがマッチしただけかもしれません。

どこのメーカーであっても、その家具を設置することは出来ますよね。家とは関係ないことです。

“なぜ素敵に見えたのか”を考え、それが構造に関することであればプラスポイントに入れて良いと思います。

  • 天井の高さ
  • 吹き抜けの取り方
  • 窓の取り方

上記が“素敵に見えた原因”で、それがそのメーカーが得意としていることであれば一歩リードですよね。

ここまでじっくり見ても意味の薄いことばかりを話しましたが、ではどこを見れば良いのでしょうか。

営業マンをじっくり見よう

大抵の場合、接客をした営業マンが担当営業となります。

住宅営業マンとの付き合いは本当に長期に渡ります。

間取りの作成、見積もりの検討、値引き交渉、ローンの相談、インテリアの打ち合わせ、エクステリアの打ち合わせ、地鎮祭、建築中の進捗、トラブルの相談、お引き渡し、これら全てに同行します。

インテリア、エクステリアは担当者に任せる営業マンもいますが、私はいつも同座しておりました。

契約後から着工までは毎週のように会いますし、着工してからも隔週では会うことになると思います。

お引き渡し後も営業マンとの繋がりは消えません。定期的な点検や補助金の申請等、会う機会はたくさんあります。

何を言いたいかというと、“好きな営業マン”でないとダメだと思います。

それは人間性なのかもしれませんし、信頼性なのかもしれません。

以下のことに注目なさってはいかがでしょうか。

  • 住宅の知識は豊富なのか
  • 経験は豊富なのか
  • 住宅以外のこと(ローンや土地、税金等)に詳しいか
  • 責任感はありそうか
  • 仕事はキッチリできそうか
  • 仲良くなれそうか

住宅メーカー選びは営業マン選びと言っても過言ではないと私は思っております。

「家は気に入ったけど営業マンが。。。」ということであれば展示場へ電話して店長に相談することもOKです。店長が担当することになるか、他の営業マンが担当になるでしょう。

実際にそのようなことは非常に稀ですが出来ないことはありません。

 

いかがでしたでしょうか。

前半で間取りやインテリアを見るのは無意味と申し上げましたが、後々の間取り検討やキッチンなどの設備を決めるときには気に入ったものを取り入れたいですよね。

その時のために写真を撮ることはオススメです。

「こんなイメージにしたいんだけど。。」と具体的な写真をお見せ頂くことは計画を組む際に助かる情報ですよ。

展示場を効率的にまわる方法については下記のリンクをご確認ください!

住宅営業マンの裏側。。。効率的な展示場見学の仕方

また、展示場を見学した後の検討方法については下記の記事を御覧ください!

[家づくりStep2] 住宅メーカーを絞る効率的な方法

[家づくりStep3] 間取り作成の依頼での注意点

 

それではまた。

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